夏休みが始まってしまった。
たった2ヶ月の1学期を早々に終え、夏休みが始まってしまった。
少し前まで「夏休み早く終わって欲しい」だのと言っている母親を見て、なんて薄情なんだ…と思っていた。
子供と過ごせる時間が増えていいじゃないか、いろんな思い出を作ればイイじゃないか、と。
あのときの私へ。もう早く終わってくれと思ってますよ。
しかもいまは2020年8月。千葉。
2月からなんとなく私たちの心を不穏にさせていた新型コロナウイルスの流行は止まるところを知らず、悪化の一途を辿っている。
旅行に行けと言われましてもうつるのも嫌、他所様にうつすのはもっと嫌。
つまり、思い出づくりのための旅行の道をすでに絶たれている。
しかも8月である。
13年ぶりに8月となった梅雨明けは7月を(あくまで気温だけ。湿気は地獄だった。)過ごしやすいものにしてくれたが、一転8月に入った瞬間猛暑だ。
屋内施設は人数制限などがかかっていたり予約制だったり、そもそも密がなんとなく怖くて遊びに行きにくい。
屋外プールは閉鎖だ。そりゃ密も密だろう。
もしやってたら週3とかで行くに違いない。もっとかもしれない。
じゃあこの猛暑のなか公園でお砂場やら自転車やら、できるか?
いやいやいや、危険すぎるだろう。
年少の長男もなかなかだが、抱っこ紐やベビーカーに入れっぱなしの次男はまだ何も言えない分、もっと危険だ。
屋外遊びもなかなかに、いやこれはコロナとは無関係に厳しい。
夏休みが始まる前から、どう過ごしたらいいものかと眉間に皺を寄せていろいろと考えていた。
これは、わたしが母として過ごす初めての夏休みの記録だ。
未知のウイルスになんとなく心の一部を蝕まれ、退屈をまだひとりで紛らわすことのできない3歳と、そもそもなにもできない0歳との毎日を、できるだけ毎日書こうと思っている。
長男に、「なつのおもいで」という絵を描いてくるようにと宿題が出ているので、その備忘録のため、の意味もある。
これはお母さんのための宿題だ。
身バレを防ぐべく時系列についてはぼかしたりあえてずらすこともあるので天気やイベントについてのズレはご容赦いただきたく。
年少と0歳の夏休みの過ごし方。Day1、Day2。
8月1日
ようやく梅雨が開け、まだぎりぎり過ごしやすかった7月の余韻を残していた8月1日。
気温は上がりきらず、長時間外で遊べるのはこれが最後だと思った。
車を出して、大きな芝生のある公園へ。
大きな遊具や池もあるので、長男はそちらで、それから次男を芝生で遊ばせたかったのだ。
公園は意外と空いていて、予想通りあまり暑くなかった。
梅雨のじめじめとした空気からようやく解き放たれ、からりと晴れた気持ちのいい日だ。
初めての芝生で、最初は足や膝の感触が気持ち悪いのか動けなかった次男も、次第に楽しくなったのかはいはいで動き回っていた。
長男も幼稚園以外で私と外で遊ぶのはとてもひさしぶりで、砂場で山を作ったり、ぽっくりで一生懸命歩いていた。
それ家の前の公園でできるやつですけどー!?
8月2日
昨日までのぎりぎり過ごせる気温はもう終わった。
もう暑い。早い。暑すぎる。
暑さになれていないのもあるが、さすがの長男も辟易して外遊びは15分くらいで切り上げて帰ってきた。
その代わり、夫と工作を始めた。
それがこれ、糸電話である。マックのコップの。
ミニオンが好きなのでハッピーセットのおまけで持って帰ってくるかと思ったら、化学実験の絵本をもらってきたので驚いた。
パウパトロールのCMで見て読みたかったみたい。
工作が得意な夫と楽しく作って、げらげら笑いながら糸電話で話していた。
今日のオタク母。
FGOに関しては、キアラ様のおかげでささっと高難度までやりきって大奥はこれでおしまい。
あとは治金丸まで水鉄砲を打つのみである。ばんばんばん。
こんなかんじで。
ほぼ日刊みたいに書けるか…書けるといいね……